幼稚園や小学校では、運動会シーズンですね!
うちの息子の幼稚園も、この前の日曜日でした。
かけっこにダンスに…一生懸命頑張るちびっこの姿は
みんなかわいくて応援にも力が入りました♪

今日は古代ギリシャ特集。
古代コイン…カッコいいですねぇ…大好きです。

2枚目のゼウス、当時「最高神」として
信仰されていただけあって、さすがの威厳です。

スポーツの祭典オリンピックが、古代ギリシャ発祥だと
いうのはご存知の方も多いと思います。

古代ギリシャには4つの競技大祭が存在しました。

・オリュンピア大祭:祭神 ゼウス
・ネメアー大祭:祭神 ゼウス
・イストモス大祭:祭神 ポセイドン
・ピューティア大祭:祭神 アポロン

この中で最も盛大に行われていたのが、ゼウスを讃える、
オリンピックの起源ともなるオリュンピア大祭でした。

最初は2か国(エーリス&スパルタ)のみの参加だった
オリュンピア大祭は、4年に一度の開催を重ねるごとに
どんどん規模が大きくなり、ついにはギリシャ全土に
広まり、ギリシャで使用される暦の単位にもなりました。

☆第〇オリュンピアード第×年
→〇回目のオリュンピア大祭が行なわれてから×年後

紀元前9世紀から紀元後4世紀までの長きにわたり
開催されたオリュンピア大祭。
古代ギリシャの人々にとっては、とても大切で
大きな意味のあるイベントだったのでしょうね。

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神聖ローマ帝国のコインをご紹介です。

中世ヨーロッパの、押しも押されぬ名門一族と言えば
ハプスブルク家。
今回ご紹介のコインのレオポルト1世やフェルディナントも
この一族です。
かの有名なマリーアントワネットも、この一族に
名を連ねています。

この一族が現代に至るまで有名な理由…
もちろん、その権力の偉大さなんですが、
もう一つありまして…

4枚目のレオポルト1世のお顔をよく見ればお分かりかと
思うのですが、この家系の皆さん、
とっても特徴的なあごの形なんです。

ちょっとあごが大きめとか出ている、というレベルではなく
人によっては咀嚼や発話が困難だったそう。
この特徴あるあごは、今でも遺伝学の研究対象だとか!

なぜみんなが同じようなあごに?ということなんですが、
一説には、一族を守るために近親婚
(いとこ同士や、叔父-姪など)を繰り返した結果、
この特徴がどんどん広がっていったということです。

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今日は十五夜、お月見の日です!
月見団子にお芋、そしてススキ…
季節ごとの行事は、ちょっと気持ちが改まる気がして
私は好きです♪
…が、お天気が…皆様お住まいの地域は、
お月様見えそうですか?

今日のコインの1枚目、ウィルヘルミナ女王は
10歳で即位してから58年にわたり国を治めました。
18歳で成人するまでは母エンマ王太后が
摂政を務めていました。

15歳の時、訪英したウィルヘルミナ女王は
英国のヴィクトリア女王と会見します。
その時、ヴィクトリア女王はあと数日で
76歳の誕生日を迎えようかというところ。
世界最年長の女王は、当時世界最年少の女王を
評してこう述べています。

「若い女王は、この8月で15歳になるようだが、
大変にほっそりしていて、優雅で、好印象を与えてくれる。
それに大変聡明そうで、魅力的な少女だ。
彼女はとても英語が上手く、礼儀がしっかりしている。」

べた褒めですね!
これは私の勝手な想像ですが、老女王、若く美しい
ウィルヘルミナ女王に会って、若き日のご自身を
重ね合わされたのではないでしょうか。

このウィルヘルミナ女王の後、オランダは2013年まで
女王の治世が続きました。

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10月に入り、秋も本格的ですね。
朝晩はすっかり冷えて、薄いお布団じゃ寒い日も…
ついこの前まで暑い暑いと思っていたのに、
あっという間ですね。

さて、今日はハンガリーのレアコインです。

フランツ・ヨーゼフ1世は、18歳でオーストリア皇帝に
即位し、オーストリア=ハンガリー帝国が成立してからは
ハンガリー国王も兼務しました。
68年という長い期間国を治め、国民からも絶大な敬愛を
受けていました。

産まれたときから、将来は皇帝となることが
ほぼ約束されていたフランツは、祖父や母から
溺愛されつつも皇帝としてふさわしい人間になるべく
厳しく育てられました。
6歳で週13時間、7歳になると週32時間の授業を
受け、様々な知識を学んだといいます。
その時受けた授業は…

ドイツ語、正書法、地理、宗教、図画、ダンス、体操、
フェンシング、水泳、軍事訓練、フランス語、ハンガリー語、
チェコ語、歴史、馬術、音楽、イタリア語!!

現代の大学生でも悲鳴をあげそうな科目の数!
さすが、一国を治める立場となるには、
凄まじい努力が必要なんですね。

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こんにちは、リサーチャーの白濱です。

今日は古代ギリシャのコインを集めました。
古代ギリシャのコインには、女神アテナがよく描かれています。
勝利の女神としてよく知られていますが、
戦略・芸術・知恵・工芸の女神という実に多才な神です。
それもそのはず、アテナはあの全知全能にして神々の王
ゼウスの娘なのです。

「ゼウスの娘ってことは、アテナの母親はあのヘラ?」

いいえ、嫉妬深いことで有名なゼウスの正妻ヘラは実は
ゼウスの3番目の奥様。
アテナは最初の妻のメーティスとの間の子なのです…が。。。

ゼウスは、「妻メーティスとの間に生まれた子が男ならば
その子は父ゼウスを超える」という予言を受け、
それを恐れてなんとお腹に子を宿したメーティスを
飲み込んでしまいます。
メーティスが飛んで逃げようと蝿に姿を変えたところを
捕まえてゴクリとやってしまったとか…

よしよしこれで安心、と思ったゼウスですが、しばらくして
強烈な猛烈な頭痛に襲われます。
とんでもなく痛い上に、なんか異物感!
俺の頭ん中になんかいる!!とでも思ったのでしょうか、
他の神に頼んで頭を斧で割ってもらいます。
すると、そこから飛び出してきたのが、
すっかり大人になって武装した女神アテナだったというわけです。

母親ごと飲み込まれたものの、ゼウスの中ですくすくと
健やかに成長してたんですね。そりゃ頭も痛いはずです。

飲み込まれてしまった母親メーティスは、
アテナと一緒に飛び出してきたという説と、
ゼウスの体の中から様々な予言をしたという説がありますが
どちらもなかなかシュールです…

ちなみに、最初の方にも書いた「全知全能の神ゼウス」。
「全知」となったのは、「知性を司る神」であった妻を
飲み込んでその知力を吸収してしまったからとか。
納得できるような、とんでもないような…

ギリシャ神話の世界、面白いです♪

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すっかり秋らしくなってきましたね!
日中は汗ばむ陽気の日もありますが、真夏のじりじりと
焼けつくような暑さに比べると格段に気持ちいいです。
秋は食欲の秋、運動の秋、芸術の秋…
いろいろありますが、皆様はどんな秋を過ごされますか?

さて、今日はイギリスのコイン特集です。
エドワード6世は、父ヘンリー8世が世を去って
王位を継いだ時、僅か9歳でした。
幼いころから病弱だった彼は、王位継承から6年後
15歳で亡くなります。
その彼が、後継者に指名した(正確には指名させられた)
のが、自分の従姉の娘ジェーン・グレイでした。

ジェーン・グレイはイングランド史上初の女王でしたが、
「9日間の女王」の異名の通り、たったの9日で廃位され
7か月後には処刑されました。
処刑時16歳。
自ら欲したわけでもない王冠をかぶらされ、
その王冠のせいで若すぎる命を散らすことになった
悲劇の女王は、国内外様々な作品のテーマとなっています。

神戸で先日まで開催されていて、来月から東京で開かれる
「怖い絵」展でも、メインの絵画として取り上げられています。

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今日はスコットランドコインをご紹介♪

スコットランドと言えば…
伝統衣装のキルトスカート?
「世界五大ウイスキー」にも数えられるというスコッチ?
伝統料理のハギス?

いろんなイメージをお持ちかと思いますが、
私が思い浮かべるのは「スコティッシュフォールド」。
ペタンと折れ曲がった耳がキュートな猫ちゃんです♪

スコットランドで発見された突然変異の猫を元に
品種改良をされて生み出されたこの猫は、
「フォールド(折れ耳)」という名の通り、
耳が折れ曲がっているのが特徴&チャームポイントです。
日本のペット保険会社が行った調査によると、
ペットとして日本で最も人気のある猫種だとか。
丸っこくてコロンとした体形につぶらな瞳は、
まるでぬいぐるみのようなかわいさです。

猫と言えば、コインにも猫の意匠の物もあります♪
猫グッズをお集めの猫好きさん、かわいいコインも
入手可能ですのでぜひお問い合わせください❤

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今日は、イギリス国王ジョージ3世のコインを集めました。
実は256年前の今日、1761年9月22日は、ジョージ3世の
戴冠式が行われた日なのです。

ジョージ3世は1760年10月25日~1820年1月29日の、
59年96日間にわたりイギリスを統治しました。
これは、ヴィクトリア女王とエリザベス女王に次ぐ、
歴代3番目の長さです。
そして、寿命自体も同じく2女王に続いて3番目に長寿です。

「農夫王」というあだ名をつけられたジョージ3世は、
倹約を好み堅実で、人々の感覚に近い感性を持つ
王様でした。
妻一筋の真面目な国王で国民受けも悪くなかったと
いうことですが、治世の後半は精神疾患に苦しめられました。
一説には遺伝性の病気と言われていますが、詳細な原因は今も
分かっていません。

錯乱や幻影に陥り、何度か回復しますが最終的には
とても国を治められる状態ではなくなり、
1811年からは息子ジョージが摂政を務めました。
目や耳の機能も失われ、ウィンザー城に幽閉されたまま、
1820年にその生涯を終えたということです。

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今日は古代ギリシャのコインのご紹介です。
3枚目&4枚目、ちょっと怖いようなデザインですね。。
絡み合う蛇、蛇…

古代より、世界各地で蛇は信仰の対象となっています。
他の動物とはあまりにも違うその姿かたちや生命力の強さ、
また毒や鋭い牙で大きな生き物の命をも奪うことや
自身は脱皮を繰り返して成長することから、
「死と再生」のイメージがついたり、神の使いと
崇められることも多い生き物です。
ギリシャ神話でも、蛇は生命力の象徴でした。
一方で、キリスト教では悪魔の化身と見なされるという
ちょっと極端な扱いを受けている蛇ですが…

日本でも、蛇を神様として信仰されることは多いですね。
また、蛇の抜け殻を財布に入れておくとお金が溜まる!
なんて言い伝えもあったり。

何千年も前から、その不思議な存在感で人々に
強烈な印象を残している「蛇」。
その蛇がこれだけ描かれているコイン、なんだか
お守りにもなりそうです。

私は実は嫌いではなくて、動物園の爬虫類コーナーも
大好きです(笑)

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今日はかなり状態のいい古代ギリシャのコインを
集めてみました。
紀元前の者とは思えない、細部までくっきりとした意匠や
躍動感あふれる動物等、本当に美しいです…!

一枚目の「ディオニュシオス1世」、古代の人々の間では
残虐で猜疑心が強く執念深い、「最悪の暴君」のひとりと
みなされていたそうです。

民主政治がうまく機能していたシラクサ(シュラクサイ)を
独裁的に支配し、各地の都市国家を次々に征服した彼は
常に自分の命が狙われる危険を感じ、誰も信じられない日々を
送っていました。

一説には、寝込みを襲われるのを防ぐために毎日寝室を変え、
召使たちにもどの寝室を使うかは知らされていなかったため
毎晩召使はひとつひとつ部屋を確認して王を探さなければ
ならなかったとか…
また、散髪も実の娘にさせていたそうです。
これは理髪師が買収されて、剃刀で自分の命を奪うのでは
ないかという不安からだったそう。
娘でさえも完全に信じることはできず、ハサミや刃物は
使わせずにクルミの殻をこすり合わせた摩擦熱で
髪を切らせていたということです。

一時も気の休まることのなかったであろう王としての生涯、
権力はあっても、幸せだったのだろうか…と
考えてしまいますね。

太宰治の作品「走れメロス」に出てくる「暴君ディオニス」の
モデルとなったのもこのディオニュシオス1世でした。

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