女神アテナの両親は?古代ギリシャ特集【Coin of the day】

Ancient Greek Seleucids Antiochos IX tetradrachm 113-106BC

こんにちは、リサーチャーの白濱です。

今日は古代ギリシャのコインを集めました。
古代ギリシャのコインには、女神アテナがよく描かれています。
勝利の女神としてよく知られていますが、
戦略・芸術・知恵・工芸の女神という実に多才な神です。
それもそのはず、アテナはあの全知全能にして神々の王
ゼウスの娘なのです。

「ゼウスの娘ってことは、アテナの母親はあのヘラ?」

いいえ、嫉妬深いことで有名なゼウスの正妻ヘラは実は
ゼウスの3番目の奥様。
アテナは最初の妻のメーティスとの間の子なのです…が。。。

ゼウスは、「妻メーティスとの間に生まれた子が男ならば
その子は父ゼウスを超える」という予言を受け、
それを恐れてなんとお腹に子を宿したメーティスを
飲み込んでしまいます。
メーティスが飛んで逃げようと蝿に姿を変えたところを
捕まえてゴクリとやってしまったとか…

よしよしこれで安心、と思ったゼウスですが、しばらくして
強烈な猛烈な頭痛に襲われます。
とんでもなく痛い上に、なんか異物感!
俺の頭ん中になんかいる!!とでも思ったのでしょうか、
他の神に頼んで頭を斧で割ってもらいます。
すると、そこから飛び出してきたのが、
すっかり大人になって武装した女神アテナだったというわけです。

母親ごと飲み込まれたものの、ゼウスの中ですくすくと
健やかに成長してたんですね。そりゃ頭も痛いはずです。

飲み込まれてしまった母親メーティスは、
アテナと一緒に飛び出してきたという説と、
ゼウスの体の中から様々な予言をしたという説がありますが
どちらもなかなかシュールです…

ちなみに、最初の方にも書いた「全知全能の神ゼウス」。
「全知」となったのは、「知性を司る神」であった妻を
飲み込んでその知力を吸収してしまったからとか。
納得できるような、とんでもないような…

ギリシャ神話の世界、面白いです♪

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