27年前の今日、超大手オークションで起きた驚愕の出来事とは?【Coin of the day】

今日は5月15日です。
27年前の今日、1990年5月15日は、美術愛好家が
あっと驚いた日でした…ご存知でしょうか?
アンティークコインにご興味のある皆様には
馴染みのある方もいらっしゃるでしょう、
海外オークションでの出来事です。

ゴッホが死の直前の1890年に描いた作品
「医師サシェの肖像」が、超大手オークションハウスの
クリスティーズによって競売にかけられました。

「1千万ドル!」「1500万ドル!!」と白熱した声が
あがり、会場は熱気に包まれた…というのは想像ですが(笑)
額はどんどん上がり、最後には8250万ドルでという
とんでもない価格で落札されました。
(当時のクリスティーズ史上最高額)
これを落札したのは日本人、大昭和製紙(現 日本製紙)の
名誉会長の齊藤了英氏でした。
当時のレートでなんと124億5千万円!

いやはや…「すごい」としか言いようがないです…
ここまでの額はさすがに雲の上のようなお話ですが、
コインでも絵画でも、「是が非でも欲しい!」と
思えるような運命の品と出会えたら素晴らしいでしょうね。

さて、今回は古代ギリシャ特集。
私は三枚目のユーモラスな意匠が好きです♪
描かれているのはニンフを抱えたサテュロス。
ニンフもサテュロスも森や自然の中に住む精霊で、
陽気で精力に溢れた奔放な性格とされています。
共に踊ったり、時にはサテュロスがニンフを口説いたり…
そんなワンシーンが生き生きと描かれています。

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