歴史にも料理にもその名を遺したプロイセンの辣腕宰相とは?【Coin of the day】
若葉が青々と清々しい季節です。
明日から始まるゴールデンウィークも、おおむね
いい天気が続くようです。
ご旅行やレジャー、家でのんびり…
気持ちのいいお天気の下、良い休日をお過ごしに
なりますように♪
さて、突然ですが、「ビスマルク風ステーキ」や
「ビスマルク風ピザ」という料理を聞いたことが
あるでしょうか?
お料理に目玉焼きをトッピングしたもので、ファミレスの
定番「目玉焼き乗せハンバーグ」も、オシャレに言うと
「ハンバーグのビスマルク風」となります(笑)
この「ビスマルク」、今日の特集のプロイセン王国の
首相でありドイツ帝国の首相でもあった「鉄血宰相」こと
オットー・フォン・ビスマルク氏を指しています。
卓越した外交手腕を持つ伝説的な宰相として有名ですが、
彼は同時に巨体の大食漢でもありました。
とはいえ、質素な生活を好む性格で、やり手政治家に
ありがちな汚職や賄賂にも無縁だったビスマルク。
そんな彼の大好物は「卵」でした。
一回の食事で15個食べたという逸話も残っているほどの
卵好きの彼がこよなく愛したのが、目玉焼き乗せステーキ。
そのことから、現代でも、料理に目玉焼きを乗せたものを
「ビスマルク風」と呼ぶようになりました。
不世出の英雄とも言われる辣腕宰相の大好物が、
こんなに身近な食べ物だなんて…何だか親しみを感じます^^
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