スペイン・ブルボン朝創成期を象徴する「コブ」金の代表例です。
「コブ」金とは、スペイン植民地で作られた手打ちの不定形金貨を指す通称で、金板を大まかに切って上下の金型で一枚ずつ打刻したため、真円ではなく“塊”や“かけら”のような歪な形状になっています。
そのため打刻のズレ、欠けが見られることが多い金貨ですが、これは重量と品位を重視した当時の実用的な造幣事情をよく伝えています。
フィリップ5世は王位継承戦争を勝ち抜いて即位し、中央集権化と植民地支配の再編を進めた近世スペイン転換期の君主で、本金貨も新大陸の金銀が帝国財政と戦費を支えた時代に発行されました。
表面にはスペイン王家の連合紋章、裏面には城と獅子を配した十字盾意匠が刻まれ、大西洋世界を結んだ帝国の威信を体現しています。
重量:約6.9g
発行年:1711-13年
鑑定番号:2061919-092
鑑定機関:NGC
グレード:MS63
NGCサイトはこちら
<ご購入時の留意点(必ずご一読ください)>
・お客様都合によるキャンセルは不可とさせていただきます
・ご配送の場合の納期は1週間前後いただいております
・商品についてのお支払い・発送のお手配に関するご質問がございましたら、ご注文前にお問い合わせください
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スペイン・ブルボン朝創成期を象徴する「コブ」金の代表例です。
「コブ」金とは、スペイン植民地で作られた手打ちの不定形金貨を指す通称で、金板を大まかに切って上下の金型で一枚ずつ打刻したため、真円ではなく“塊”や“かけら”のような歪な形状になっています。
そのため打刻のズレ、欠けが見られることが多い金貨ですが、これは重量と品位を重視した当時の実用的な造幣事情をよく伝えています。
フィリップ5世は王位継承戦争を勝ち抜いて即位し、中央集権化と植民地支配の再編を進めた近世スペイン転換期の君主で、本金貨も新大陸の金銀が帝国財政と戦費を支えた時代に発行されました。
表面にはスペイン王家の連合紋章、裏面には城と獅子を配した十字盾意匠が刻まれ、大西洋世界を結んだ帝国の威信を体現しています。
重量:約6.9g
発行年:1711-13年
鑑定番号:2061919-092
鑑定機関:NGC
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